楽園ブログ

「いつも心に太陽を!」そんな気持ちで感じたことを綴っています。

やっぱりメンタルが大事ですよね!     「神メンタル 『心が強い人』の人生は思い通り」

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やり方を間違えている?

学習塾のキャッチコピーに、「実力のつかない方法で勉強していませんか?」というようなものを見ましたよ。あなたは、勉強のやり方を間違えている、ウチの塾に来れば力を伸ばす勉強法を教えるので、成績が上がりますよ、みたいな意味ですよね。まぁ、わが子の成績にどうも満足できていない保護者の方は多いでしょうし、たいていの場合、自分の子は勉強のやり方さえ分かればきっと成績も上昇するに違いない、みたいに考えていると思いますので、「やっぱり塾に行かせようかしら」みたいにな感じになる人もいるでしょう。このコピーはきっとある程度は効果はありますよ。そして、わたし自身も現在は「国家資格キャリアコンサルタント」を取得するべく、養成講座を終えて一応「受験期」にあるので、少し敏感なのですよ、こういうのに。効果的な学習法みたいなのがあればぜひ知りたいと思いますもの。

もちろん、何かをなし遂げるには手段が大事という認識は基本間違ってないと思うのですよ。それはそうなんですが、最近本を読んでいたら、手段はあまり重要ではない、みたいな凄いことが書いてあって、へぇ~ってビックリすると同時に、なるほどなぁ~、そうだと思った~っていう学びがありましたので、今回はこれについて考えてみたいのですよ。今回参考にしたのは、超ベストセラー、星渉さんの「神メンタル 『心が強い人』の人生は思い通り」ですよ。「神メンタル」ってなんだか凄そうですよね。

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え~っ?「やり方」は重要じゃないの?

で、「手段」より大事なものって何?っていう話ですよね。それが、「目標」と「メンタル」なんですよ。まず、手段より目標の方が大事という話からすると、それは、目標次第で手段なんていくらでも変わるものだから、ということのようですよ。つまりですね。受験勉強なら、偏差値を「5」上げるのと、「10」上げるのでは、毎日の勉強の仕方、いや生活に対する考え方まで全部違ってくるというのですよ。確かにそうですよ。偏差値を「10」も上げなければ合格できない大学を目指すのと、「5」上がれば合格できる大学を狙うのでは、やり方が同じはずがないですよね。だから、まずは自分の目標をできるだけ具体的に、きちんと見定めていくことが大事になる、ということですよね。そして、次に大事なのが、目標が明確になったら(分析できたら)、そこに向かって突き進んでいくために必要なものは、強い「メンタル」である、というのですね。現在は、オリンピックのメダリストたちに専属のメンタルトレーナーがついている、なんてことは珍しくない時代ですよ。わたしは以前、Jリーグのチームでスポーツメンタルトレーナーを務めている方の講演を聴いたことがあるのですが、一流のアスリートがその持てる実力(パフォーマンス)をすべて発揮するにはメンタルの安定が欠かせないそうです。手段よりもメンタルが大事、という話には十分納得できるのですよ。

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厄介なのは「脳」ですよ!

でも、このメンタルというのがとても厄介なんですよ。なぜなら、強い気持ちで臨むことが大事といっても、それは脳の話だからですよ。脳については、最近になってとても面白い知見が次から次へと明らかにされていて、今本当に面白い分野ですよね。少し前までは茂木健一郎さんがほぼ「一強」で有名でしたし、現在は、何といっても中野信子さんでしょうか、脳について最新の知見をわかりやすく披露してくれるのでとても楽しいですね。

さて、われわれの「脳」の何が厄介なのかっていうと、脳は、何よりも「生きていること」、つまり生命の維持を第一とし、生命が危機にない限り簡単には変わろうとはしない、ということですよ。だから、〇〇大学に行くぞ~みたいな目標を立てて、頑張ろうとしても、みんなすぐに続かなくなって、いわゆる「三日坊主」になるのですけど、脳科学からすればそれが当たり前なのであって、ずーっと頑張れちゃうほうがおかしいということなのですよ。全くなるほど~っていうことですよね。生きていられるなら、変わる必要なし、ということですよ。

f:id:rakuenblog:20220320163253j:plainでも、じゃ、みんながみんな、元のままの自分でい続けるのかっていうと、決してそんなことはないわけです。目標達成のために自分を大きく変えて進んでいる人もたくさんいますよ。その違いな何なのか、というと、ここが脳の最も面白いところで、脳は意外と、というか結構簡単にダマされてしまうものなんだということです。変わろうとはしない脳をダマして自分を変えていく方法はいくつもあるようですけれど、何といっても効果的なのは、目標があるのなら、達成できていないうちから、自分がそうなれたかのようにイメージして生きる、というのがあるようですよ。大事なのは、脳にイメージを焼き付けることですから、目に見える形で毎日、毎日目標を達成する自分を脳にイメージとして焼き付けていくと、知らず知らず脳もそのように変わっていくというのです。大学受験なら、大学の前でほほ笑む自分の姿を合成でもいいから作って毎日それを見ながら勉強するみたいなことになると思います。そういえば、「〇〇大学合格!」みたいなのを紙に書いて勉強部屋に貼っておく、みたいなのがクラシカルな受験勉強のスタイルにはありますけど、あれは単なる根性論じゃなくて、脳科学の知見に基づいたものだったということになりますね。わたしはそこまで想像して、なるほど~って、笑ってしまったのですよ。わたしは、7月に「キャリアコンサルタント」試験に臨みます。どんな自分をイメージしようかと今からワクワクですよ。

f:id:rakuenblog:20220320162931j:plainいつも心に太陽を