楽園ブログ

「いつも心に太陽を!」そんな気持ちで感じたことを綴っています。

キャリアコンサルタント勉強中ですよ!〈第8回〉

『ジョブ・クラフティング』を知っていますか?

「キャリアコンサルタント養成講座」の第4日が終わりましたよ。またまた深い学びがありましたよ。でも、今日気が付いたことは、また後日面白おかしく語るとして、今日は、養成講座の勉強を終え、仕事について深く考えている中で、最近とても気になっている、『ジョブ・クラフティング』について、書いてみたいのですよ。

f:id:rakuenblog:20220123101724j:plain

『ジョブ・クラフティング』って何?

ところで、その『ジョブ・クラフティング』って何?、という方も、おられると思うので、少しググってみると、「Job Crafting」は、従業員一人ひとりが仕事に対する認知や行動を自ら主体的に修正していくことで、退屈な作業や「やらされ感」のある仕事を「やりがいのある仕事」へ変える方法で、会社や上司の指示・命令ではなく、労働者自身が自らの意思で仕事を捉えなおし、自分らしさや新しい視点を取り込んでいくことによって、モチベーションを高め、パフォーマンスの向上につなげていこうというものですよ。

これを読んで、そりゃ、そうでしょうよ、やらされ感たっぷりな仕事で、モチベーションなんて、上がるわけないでしょ、それが難しいから、みんな大変なんじゃないの?、っていうことのなりますよね。私も、最初はそう思いましたよ。それができたら、みんな満足、みんな幸せみたいなことで、それって、すごく一部の、みんなのあこがれ、みたいな仕事に就いてる、人たちだけのことじゃないですか、とね。

いやいや、みんなでやろうよ! 『ジョブ・クラフティング』!

ところで、仕事って面白いですか?、みたいに聞かれれば、みなさんはどうですか?いや、そんな面白い、ってわけじゃないけど、これがなくちゃ、生きていけないしね、考えようによっては、まあまあの仕事なんじゃないかな?。おそらく多くの人たちは、こんな感じではないですかね?私自身も概ねそう考えて、月曜日の朝なんかは、ちょっと重い気分を抱えながらも、なんとか出かかていくのですよ。みんな、そんなに不満でもないけど、それほど満足でもない、みたいな感じですかね?そんな多くの人々にこそ、考えてほしいのですよ、『ジョブ・クラフティング』は。

イソップ寓話『3人のレンガ職人』!

f:id:rakuenblog:20220123101745j:plain

世界中を旅してまわっている男が出会う、3人のレンガ職人の話ですよ。なんとなく記憶にある人も多いのではないですか?

「あなたは何をしているのですか?」という旅人の問いに、ある職人は、「親方の命令でレンガを積んでいるのさ。」と答え、ある職人は、「家族を養うために働いているのさ。」と答え、また、ある職人は、「歴史に残る偉大な大聖堂を造っているのさ。」と答えた、という話ですよ。

3人の職人の違いは、もうお分かりですよね。最初の職人は、ただ命令されているだけ、次の職人は、家族を養うため、3人目の職人は、後世にまで続く仕事に携わり、歴史に貢献している、という認識ですよ。

すべての仕事に輝きを感じる魔法ですよ!

すべて自分の意志で仕事を進めている一部の最高経営責任者を除いて、多くの人は指示を受けて仕事をしているでしょうし、それは生きていくためですよね。私も同じです。でも、すべての仕事の一番終わりには、それがあって良かった、本当に便利だ、とても安心だ、とても暖かい、のように、挙げればキリがないくらい、誰かの役に立っているのではないでしょうか。ときに、それは、歴史に残る偉大な事業にまでつながっていくかもしれないですよ。人類を救うのは、ノーベル賞を受賞した天才だけではなく、その仕事の先に関わった多くの、名もない人々の努力だと私は思うのですよ。そんな大きな話でなくてもいいですよ。自分が作ったものが、誰かの笑顔につながっている、そう思うだけで、すべての仕事に対する考え方は変わってくるではありませんか。「やらされる仕事」でも、きちんとした捉え方ができれば、すべて輝く仕事、になると思いますよ。

キャリアコンサルタントになろうとする人は、そりゃ、理論も大事だけれど、まずここをおさえていないと、魂のこもったコンサルティングなんてできないな、そんな気がしますよ。まだ、たいして勉強もしていないのに、生意気すぎましたね。でも、私自身、仕事や勉強へのモチベーションをあげる、良い学びとなりましたよ!

f:id:rakuenblog:20220123101759j:plain

いつも心に太陽を