顔のイボ とりましたよ！
なぜか大きくなる(？) 顔のイボ！
50代に突入した頃から、なんですかね、男の年輪といいましょうか、シワやシミが増えてきましたよ。もちろん、私は堂々たる「おじさん」を目指して、これまで邁進してきましたので、少しのシワやシミなど気にもとめずにいたのですが、「イボ」だけはイヤなのですよ。かっこ悪いだけでなく、顔を洗うとき、どうしても手にあたりますよね。あの感触が、どうしても受け入れられないのですよ。
その顔のイボが、ここ数ヶ月のうちに、徐々に成長してしまいまして、なんとも不愉快に私を刺激してたのです。なんとか、自分で治せないものか、と思い、ネットでググってみても、「イボコロリ」しか出てこなくて、「イボコロリ」には少年の頃、お世話になった記憶がありますが、あれを顔につける、というのは、いやはや、という気持ちがしてどうにもならないのですよ。ならば、内服薬はどうだっ、てなもんで、「イボコロリ内服薬(こんなのあるんだ！、)」も飲んでみたのですが、さっぱりなのですよ。処方が合っていなかったのでしょう。
切るしかないな！
かくなる上は、もはや物理的に切るしかない、というところまで追い込まれましたよ。実は、私、顔にイボができて大きくなるのは、これで２度目なんですよ。３年くらい前でした。それまでホクロだと信じていたものが、急に大きくなって、慌てて皮膚科に駆け込んだところ、これはもはや外科手術しかない、腕の良い形成外科医に紹介状を書くから、今すぐ行きなさい、ということで、そこで外科手術を受けたのですよ。もちろん、手術ですから、麻酔をしますので、痛くはありませんでしたが、目の近くだったので、緊張もしましたし、何より、術後大きな絆創膏を貼って、何週間も過ごしたのがあまりにつらかったですよ。ですから、手術はどうもな、という気がしてなかなか医者には行けずに、一人で足掻いていたのですよ。しかし、どうにもならない、と悟った私は、とうとう勤め先近くの、以前手術をした病院とは別の形成外科にトボトボと足を向けたのです。
炭酸ガスレーザー登場！ え？切らなくていいの？
名前を呼ばれて診察室に入り、猛烈に緊張しながら座ると、医師は無表情にいくつかの質問を繰り出しながら、私の顔のイボを診つづけ、「方法は２つあります。ひとつは、外科手術で切り取ること、この方法は保険診療でできます。もうひとつは、自由診療になりますが、炭酸ガスレーザーで切り取る方法で、外科手術は後日手術日を指定となるに対して、レーザーなら、今日の午後でもできます。」だと。え～っ、今日できるの？本当にぃ～？、あまりの急展開に呆気にとられていると、「どうされますか？」と医師、「痛くないんですか？」とか、「血、やっぱり出ますよね？」みたいに、狼狽えながら質問をする私に、冷静に、というか、興味なさそうに、「麻酔しますから。出血はもちろん処置します。」だと。こえ～って思いましたが、顔のイボ毎日見ながら、すっかりネガティブになっていた私は、やけくそ気味に、「おっ、おねがいします～」って答えてしまいました。
手術は全部で30分！ すごいぞ！炭酸ガスレーザー！
午後の指定された時間に病院へ行くと、午後は手術の時間帯のようで、なんだか、重苦しい雰囲気が漂っていましたが、私の顔のイボ除去は、すんなりといいますか、お手軽にといいますか、手術台に寝かされて、消毒やら麻酔やらを入れても、30分とかからずに終わってしましました。炭酸ガスレーザーは、シューッ、みたいななんとも不思議な音がしていました。麻酔のおかげで全く痛くはなかったです。もう終わっちゃうんだぁ～？って感じでしたよ。術後の処置も簡単で、「VG軟膏」というのをつけて、3Mの「マイクロポア」というテープを貼るだけなのです。テープは、術後をきれいにするためには数ヶ月間は貼り続けることが推奨されていて、これはちょっとな、という感じでしたが、大きな絆創膏をはって、抜糸してからも、何度も何度も通院する外科手術と比較すれば、本当にお手軽ですよ。
最後は治療費かな！
ところで、自由診療っていくらかかるのよ？というのが、こういう展開だと気になるところですが、私の場合、イボの大きさは約８㎜で、少し盛り上がっていたために、予定したより時間もかかったようですが、２万数千円、というところでした。前の外科手術のときにいくらかかったのか、はっきり覚えていませんが、たしか１万数千円、だったと思うので、考え方次第ですが、何度も何度も通院する外科手術の場合、交通費や要する時間的な制約も大きいのですから、私は、処置できる範囲の大きさなら、炭酸ガスレーザー一択、のように思いますよ。しばらく悩んでいたので、本当に良い気分になれましたよ。ああ～、すっきりした！すごいぞ、炭酸ガスレーザー！
