楽園ブログ

「いつも心に太陽を!」そんな気持ちで感じたことを綴っています。

緑内障の治療 はじめました!

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いよいよきたか 緑内障

齢を重ねると、本当に身体の様々なところによろしくないことが起きますよ。若い頃、五十代の先輩たちが、「痛いところばかりで嫌になるよ」、とか、「オレなんか、病気が歩いているようなもんだよ」、とか話しているのを聞きながら、それはそれは大変ですねェ~、みたいな気のない相づちを打っていた私ですが、とうとう自分がそうなってしまいましたよ。毎年、人間ドックを受けていますが、そのたびに新しい病気が、ラインナップに加わる感じです。血圧、そして血糖値、と順調にコマを進めてきた私の次なるお相手は、「緑内障」でしたよ。いよいよか~って感じです。

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緑内障」って、やばくない?

ところで、緑内障について、ふつうの人はどれくらいの知識があるのでしょう。私などは、とにかく失明まである、目の病気としては最も怖いやつ、という認識でしたから、再検査で訪れた眼科で、「治療はじめましょう!」なんて、言われたときは、ホント、ショックでしたよ。

事実、緑内障は、日本人の失明理由として、第1位であることは間違いないみたいで、本当に恐ろしい病気なのです。でも、医師から様々な説明を聞くと、怖がってばかりじゃいられないな、という気持ちになりましたよ。医師の説明を要約してみると、

緑内障は非常に多い病気で、60代は1割以上が罹患していること。

②失明の可能性はあるが、適切な治療を受ければ、その率はかなり低いこと。

③治療は、直すためのものではなく、進行を遅らせて、生涯の視機能を維持するためのものであること。

④生涯定期通院が必要となる上に、治療は自宅での点眼であり、本人の自覚、治療に向けた意欲が大切であること。

等々でした。要するに、最悪の事態を避けられるかどうか、おまえ次第だっ、てな感じですよ。

やるしかないな!

決意を固めた私は、点眼忘れないぞ、定期通院サボらないぞ、と思いを強くしたのでした。公認心理師の勉強しているときに、何度もお目にかかりましたが、これって、いわゆる「アドヒアランス」ですよね。医師から処方された医薬品を、患者が用法・容量を遵守して服用する、という、いわゆる「コンプライアンス」から、効果的な治療のために、インフォームド・コンセントの理念を背景にして、患者が服薬や治療に積極的にかかわっていくべきである、という考え方ですよ。

処方された点眼薬は、「エイベリス点眼液0.002%」というもので、これを毎日、夜点眼し、3週間後に再び眼圧を計って、薬の効果等について見てみましょう、ということでした。ちなみに、治療開始時の私の眼圧は、23㎜Hgでした。ものの本によると、正常眼圧は、10~21㎜Hgということですから、年齢も考慮して、治療を開始しましょう、といういう判断となったわけですね。さぁ、いくぞ!(って、目薬さすだけですけど……)

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3週間後の結果は?

きっちり3週間をあけて、眼科におもむきましたよ。かなり気合いが入ってたと思います。よぉーしっ、計ってくれ、って感じでしたね。参考までに、これまで人間ドックで眼圧を計るときは、どこの病院でも空気の塊をスポッと眼球に当てて、計測してましたけど、眼科医によると、その機械だと境界線の人が正常値で出てしまうことが多いそうですよ。ですから、眼科では、麻酔をして、直接眼球に計測器を当てて、計るのだそうです。目に直接あたるので、何しやがんでぇ~?、みたいな感じですが、それは本当に感じだけで、麻酔が効いてるのでまったく問題はないです。

さてさて、問題の眼圧測定結果は、なんと18㎜Hgでした。医師も、思ったより堅実に下がったと思ったのでしょうか、診察室の空気が少し軽くなりましたよ。結果として、私の点眼薬は継続、そして次回は2ヶ月後に眼圧の再検査、6ヶ月後に視野の再検査ということになりました。

やれやれ、今回はなんとか、の滑り出しができましたよ。正直、嬉しかったですが、油断はしてないつもりです。実は、私は、血圧を下げる薬を、かれこれ2年以上服薬しているんですよ。油断なんてするもんですか。これからも、サクセス・フルエイジングに向かって驀進しますよ!

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いつも心に太陽を