楽園ブログ

「いつも心に太陽を!」そんな気持ちで感じたことを綴っています。

キャリアコンサルタント 勉強中ですよ!〈第2回〉

AIに仕事を奪われる? AI先生登場!?

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AIに仕事を奪われる時代がくる、そんな不安が囁かれる時代です。
野村総合研究所とオックスフォード大学の協同研究レポート(2015)では、AIに奪われやすい仕事と奪われにくい仕事が、それぞれ100種ずつ紹介されて、キャリアを学び始めた私にはとても興味深いのですが、中でも気になったのが、どういうわけか、奪われにくい仕事の中に、「小学校教員」や「中学校教員」はあるのに、「高校教員」はどちらにも登場しないということです。小学校・中学校と高校の教員の間には何があるのでしょうか。言葉にならない行間に挑みたくなります。
考察すべきは、AIに先生が務まるのか、という問題です。小学校や中学校の教員がAIに奪われにくいと判断された理由は、おそらく、義務教育段階では、教科指導のノウハウよりも、発達段階に応じた、人と人とのコミュニケーション、心と心の交流が大切であり、機械が替わることは難しいとの判断からでしょう。学校へ行き渋る小学一年生に対して、「おぃ、どうしたんだい?勉強は楽しいよ!」なんてロボットが言っても、「うん、わかった。行くよ!」とはなりにくいでしょう。

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翻って高校はどうでしょう。心身の不調に対応する養護の先生や心理カウンセリングを担当する教員は大切ですから、無論先生は必要ですが、教科指導ということになると、今後の技術革新によっては、AIが人間の先生を凌駕するなんてこともあり得ない話ではないですよ。何といっても、AIには知らないことはないわけです。すべての単語、公式や定理、法則、そして過去問もすべて知った上で、最も効率的な解法やそのための準備を提供してくれるでしょう。東大の数学に完璧に対応するためのプログラムが、AIによって開発されるかもしれません。そんなことを想像すると、高校の教員が、AIに奪われやすい仕事には入らなかったけど、奪われにくい仕事にも入れなかった、その微妙な立ち位置が朧気ながら見えてくるようです。

高校の教員は生き残れるのか?

高校の教員はAIにとって替わられるのでしょうか。私は、それはないと思っています。しかし、それは、高校も教科指導以上に心と心の交流が大切である、というような情緒的な理由からではありません。どれほどAI先生が完璧に進化したとしても、決して人間の先生に及ばないものがあるからです。いや、あると信じているからです。それは、自ら担当する学問に対する深い愛情であり、誇りです。私は高校を卒業して40年が経ちましたが、今も思い出すのは、あぁ、この先生はこれが本当に好きなんだなぁ、と思わせてくれる、先生の学問に対する愛情であり、敬虔さです。よくわからないけど、自分もそんなふうになりたいな、と素直に思い、同じ学問を志しました。
知識がたくさんあることは素晴らしいですよ。でも、知っているだけではいつかAIにしてやられますよ。知識や学問に対する熱い思いを持つ人だけが、人を感動させることができるのだと思いますよ。そして、そんな人だけが新しい時代を切り拓いていけるのだと思います。

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