楽園ブログ

「いつも心に太陽を!」そんな気持ちで感じたことを綴っています。

上手く話すということ…

芸人さんでも話の下手な人はいる!

年末のテレビといえば、やっぱり芸人さんたちの出演するものが多いですよね。漫才の軽快なトークは内容が笑えるかはともかく、聞いていて上手だなぁと思うことが多いものです。流石に話し慣れてるという感じですよ。でも、先日テレビである芸人さんが話す場面を見ていて、あれぇ~っと思うことがあったので今日はそんなことを綴ってみますよ。

これフツーの人じゃん!?

その番組は漫才コンビが多数出演していた番組で、某著名なコンビがたくさんのレギュラー番組を持っていることについて急遽自分の思いを話すよう言われた時のことでした。その芸人さん、ふだんはカクゼツ良く話すのに、照れたのか、突然の無茶ぶりだったからなのか、「えー」とか、「あー」とか何度も何度も挟みながら本当に聞きづらい挨拶をしたのでした。あまりに下手なのでびっくり、それはわれわれ一般人と同じレベルでしたよ(-_-;)。

聞きやすい話とは…

わたしはとても小さな事業所ですが所属長をしていますので、何かといえば挨拶をしなければなりません。今はほとんどありませんが宴会の時や若い職員の披露宴、また会議の場などです。会社などにお勤めの人は良く分かっているところだと思いますが、仕事として聞かねばならない人の挨拶が下手だと本当にキビシイですよね。話の内容が禄でもなければもちろん不愉快になりますが、そうでなくてもやたら「えー」や「あー」や「あのー」みたいな調子合せが入ると本当に嫌になるものですよ。自分が挨拶をするようになってすぐに気が付きましたが、話に「えー」とか「あー」みたいなのが多く入るときは、自分の話に自信のない時、最後まで話の組み立てができていない時なのです。要するに、その場で自分が何を目的にどのような話題を使って、どのように話を組み立てて結論付けるか、これがきちんとできている人は「えー」や「あー」なんて言ってごまかしたりする必要がないのです。結果的に最後まで分かりやすく話をまとめることができます。わたしは、若いころから話の下手な上司の挨拶にいつも辟易していたので、所属長になった時から折々の挨拶にはずいぶん気を遣ってきました。もちろん長い話をよけいな言葉でごまかさずにきちんとまとめることはとても難しいです。だから話の上手いタレントさんなどには常々敬服していますよ。でも、注意してみると、政治家などにもそんな高度な話術を持った人はたくさんいます。なんでもそうかもしれませんが、自分がその立場にならないとなかなか気が付かないことは多いものです。さてさて、今年も静かに暮れていきます。来年も素晴らしい年となりますように。

いつも心に太陽を!』