『やっぱりルックスは大事ですよ』という話

久しぶりの県外出張に行ってきましたよ！

コロナ禍の３年間というもの、止むに止やまれない事態の発生で二度ほど東京に出張したほかは、「公認心理師試験」受験でやはり東京に出向いたのが一回で、それ以外県外へは出たことがありませんでした。すこし用心に過ぎるのでは？と言われそうですが、対人支援をしている事業所の管理職員としては、自分由来のクラスター発生だけは許されないと思われますし、本店からも陰に陽に様々な指示が出されておりましたので、これまではリモート出席のみの日々が続いておりました。今回の行き先は大阪です。コロナリスクを感じないことはありませんでしたが、正直なところ、心躍る４日間でした。

都会は素敵なビジネス・パーソンでいっぱい？

わたしには、都会への出張でいつもひとりでほくそ笑んじゃっていることがあります。それは、ＴＶドラマに出てくるようなスタイリッシュなビジネスパーソンを見たいな_(._.)_、という気持ちです。なかなか会えないんですよ、そんな感じの人に。目にするのは、満員電車で疲労困憊している人々ばかり。どこにいるのかな？たぶん住む世界が違うよってなもんで、わたしが「立ち回る」ようなところには出没しないんだろうな、やっぱり高層ビルの上位階から薄ら笑いしながら、見下ろしてんのかな、みたいなしょーもないことを考えてはいつも不思議がっているのです。折角都会まで行くのだから、カッコいいなぁ～と是非田舎者にスゴいのを見せつけてほしいですよ('-'*)。

「やっぱり見た目は大事ですよ」という話！

今回は会えましたよ。これがハイソなビジネスパーソンだっ、と指をさしたくなるような人に。女性で、チラリと見えた裏地からBURBERRYと知れるスーツをきちっと着て、VUITTONのバッグと資料の入った紙袋をを無造作に持って新幹線に駆け込んできたのですよ。「キタ━(ﾟ∀ﾟ)━!」、って感じでしたね。それから、不躾にならないよう気をつけながら、ちょいちょいその様子を見させて頂きましたよ。そして、改めて心に刻みましたよ。それは「やっぱり見た目は大事だよなぁ」っという溜息でもありました。BURBERRYのスーツもVUITTONのバッグも、もちろんそれでなくても仕事はできるでしょう。しっかりとプレゼンができ、清潔な身形なら仕事としては問題ないはずです。しかし、もしそれがVUITTONでなかったら、と思うと、ブランドには本当に大きな価値があるんだな、と思わざるを得ませんでした。その日同行した同僚に聞くと、そのバッグは３０万円くらいで買えるものなんだそうですが、興味のないわたしにもその輝きは十分に理解できたのでした。お金の使い道に困るようなお金持ちのことは知りませんが、ちょっと無理をしててでも、という気持ちが初めて分かったような気がしました。ハッキリ言って、どうしようもなく「見た目」は大事ですよ。でもこれは、中身はどうでも良い、ということには絶対にならないんですけどね('-'*)。