マイナポイントいらないの？

マイナポイントの申請は今月中だって～？

先日、町の広報誌を見ていた家内が、マイナポイントの対象となるマイナンバーの取得申請は９月中です～みたいな記事を見つけ、わが家は大騒ぎになりましたよ。「お父さん、知ってた？今月中に申請しないとマイナポイント貰えなくなるらしいよ～！。」と家内が言うものだから、さぁ大変。わたしも負けずに「本当かよ～聞いてないよ～(;'∀')。」ということで、すでにマイナンバー登録時に5,000円分のポイントは申請済みなので、さっそく夫婦二人分の「健康保険証としての利用申し込み」と「公金受け取り用の預貯金口座をひもつけ」をちゃっちゃっとすませたのでした。これで15,000円、夫婦合わせて30,000円ゲットですよ。それはそれは電光石火の対応でした。申し込みが終わった後で気づきましたが、正確には、マイナポイントが付くマイナンバーカードの申請が９月中ということで、ポイント申請は来年の２月までだったのですが、そんなことはわれわれ夫婦には関係ありません。やるべきことが判明次第、可及的速やかに実行する、それが私たちのやり方です(-_-;)。

マイナポイントほしくないですか？

そんなこんなで大騒ぎをした翌日、職場で会議の始まる前の時間、まだエライ人が来る前に、マイナポイント申請しましたか？、みたいな話を周りの人たちにしたのですよ。そしたら、ビックリするじゃないですか！、その場にいた私を含めて６人のうち、わたし以外誰一人申請していないばかりか、２人はなんと、マイナンバーカード自体を持っていませんでしたよ。ひとりはマイナンバーカードの制度そのものに反対なんだそうで、たまげた、というか、盛り上がって申請したのが恥ずかしくなってしまいましたよ。世の中はこんなもんなんでしょうか。わたしの職場はとくにどちら方面にせよ、偏ったような人が多い職場ということはありませんので、とにかく意外でした。政府はいろいろ考えてマイナンバーカードの普及を目指していると思いますが、こりぁ～厳しい状況ですね。マイナンバーカードの申請で、20,000円のポイントがもらえる制度ですが、みんな２万円くらいどうってことないんですかね。要らないんですかね？少ない金額とは思えないですけどね。みなさんスゴいですよね！

やっぱ個人情報が心配ですよね！

カードの制度そのものに反対だという人は、やはり個人情報について不安が大きいと言っていました。それほどでもない人も、銀行口座とひもつける、というのには抵抗があるみたいでした。いやいや、日本政府の苦労がしのばれる、ということですな。

個人情報のことを言い出したら、わたしだって心配です。だれかのうっかりミスで、大事な情報が衆人に晒されるなんて考えただけでも、恐ろしいです。つい最近も、役所のミスで一人の口座に町民全員分の給付金を振り込んでしまった事件がありましたね。まったく、どんなことでも起こりうるのです。でも、でもですよ。わたしたちの個人情報は、わたしたちの努力で本当に守られているんですかね。テレビ番組の情報で真偽はわかりませんが、生まれてから銀行等に口座を一切持ったことのない、いわゆる「スーパーホワイト」の人の情報はともかく、その道の人が本気で調べたら金融資産など大概のことはわかってしまうらしいですよ。まぁ、それは話半分だとしても、絶対に安全な情報、というようなものはやはり考えづらい、というのが残念ながら本当のところではないですかね。じゃぁ、何で個人情報が盗まれて損害が生じた、みたいな事件が日々起こらないのかというと、個人の責に帰すことのできない事案は当然なんらかの補填がなされるだろうし、また、それができないような状況なら国が終わっていることになるし、そうでないなら、それだけのリスクをとってまで利益を得たいような、莫大な資産や有益な情報を持つ人などそうそういない、というのが現実ではないでしょうか。ふつーの一般人の情報などリスクをとってまで暴こうとする人などいない、ということじゃないですかね。暴いた側も無傷ではいられないでしょうから、割に合わないことはしないというのがほんとうのところだと思います。なお、ネットのニュースによると、寺田稔総務相は9月20日の閣議後会見で、マイナンバーカードの新規取得によって最大2万円分のマイナポイントが得られる制度について、カードの申請を12月末まで延ばすと発表した模様です。しかしながら、わたしの周囲の状況を見る限り、マイナンバーの普及にはまだまだ時間がかかりそうですな。もし国民全員の口座情報と紐付けることができれば、国民への給付金なども、いつかのように莫大な費用を投じることなく(その費用がもったいない！)速やかに給付できるというようなメリットもあるんですけどね。でも、「そんなの関係ねぇっ！」ってことなんですよね。一人につき「２万円」だって要らないんだから。はぁ～、わたしにとって、「ふるさと納税」をやらないことの次、不可解なこと第2位「認定」となりました。世の中いろいろで面白いですよ。