楽園ブログ

「いつも心に太陽を!」そんな気持ちで感じたことを綴っています。

キャリアコンサルタント勉強中ですよ!〈第6回〉

「キャリアコンサルタント養成講座」激闘中ですよ!

「キャリアコンサルタント養成講座」第3日が終わりましたよ。私もそれなりにやる気と言いますか、意気込みと言いますか、モチベーションを高めて臨んでいるつもりですが、講座に出ている方々のそれには毎度驚かされていますよ。それは、ペアワークやグループワークのときにヒシヒシと感じますよ。負けてはいられないな、と私も気持ちを強くした次第ですよ。

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カール・ロジャーズ先生 再登場!

さて、養成講座では初回から度々登場していただいている、カウンセリング界の大御所、カール・ロジャーズ先生。今さらながら、その大きな功績に触れ、思わず前回は、「横綱」みたいな表現をしてしまい、気分を害される方もおられるかと思い、内心ヒヤヒヤしているところですが、学べば学ぶほど、そんな興奮を覚えさせていただける人であることは間違いないですよ。そこで、前回気持ちが先走ってしまって、リスペクトする気持ちの書き切れなかった部分に再挑戦ですよ。

「自己一致」って何?

カウンセリングにおける、「自己一致」って何かわかりますか?養成講座でも、その理解について質問している方がいましたから、やっぱりすこーし難しいところもあるのではないですかね。でも、公認心理師の勉強している時、YouTubeの解説動画ではなんだか、あたりまえぇ~、みたいな感じで特に説明を聞いた覚えがないのですよ。やっぱ、心理学を専門に勉強してきた人にとっては、あたりまえぇ~、なんですかね。だもんだから、私もちゃんとした(?)理解ができている気持ちはぜんぜんしていないのですが、その素晴らしさ、はなんとなく、というか、しっかりわかっているつもりですよ。そこで、私なりの理解について、恐れ多くも披露してみたいのですよ。

「自己一致」ってすばらしい!

われらがカール・ロジャーズ先生は、1957年に発表した論文「セラピーによるパーソナリティ変化の必要にして十分な条件」の中で、カウンセラーとクライエントの関係性のあり方について、6つの条件を示したとされていますが、「自己一致」というのは、その中核となる概念なのですよ。それは、カウンセラーが感じていることと、クライエントと対する際の言葉や態度・姿勢が一致しているか、ということですよ。カウンセラーがありのままの純粋な存在でクライエントに臨むことができれば、クライエントもありのまま自分となって心を開き、自身の中に備わっている再生のエネルギーを解放することができる、ということではないでしょうか。そうして、クライエントも自身の「自己一致」に向かって進み、それこそが、前回のブログで私自身が書きたかった、「自己実現」への道だったのですよ。

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金八先生」は彼だけじゃない!

随分昔のテレビドラマですが、「3年B組金八先生」ってありましたよね。ご存じの方いらっしゃいますか?私は、若い頃は本気でドラマとか見てましたから、よーく覚えていますよ。本当に考えさせられ、時に心を掻き毟られるようなこともありました。「腐ったみかん」の話なんて、本当に見応えありましたね。学校に立てこもった生徒たちに金八先生が言ったこと、最後は警察が突入して不良生徒たちを取り押さえようとする時に流れた中島みゆきの「世情」、それらには本当に心を打たれましたよ。今思い出しても心が熱くなりますよ。

で、思い出話はこれくらいにして、私は、「金八先生」は特別な先生じゃない、日本中にたくさんいたと思うのですよ。いや、いた、と思いたいのですよ。金八先生は、本当に生徒のことを案じて、生徒の力になりたい、本当にそれだけを思い、そのままの姿勢で生徒に向かっていた先生、そんな日本中の先生の代表だったんだ、と思うのですよ。教師が、「自己一致」できていれば、学校はこんなにすばらしいところなんだ、って教えてくれたのですよ。そして、それは同時に、その場限りの、ただ取り繕うだけの作り笑顔の先生や、出世していくための事なかれ主義の先生では、生徒も、学校も何も変わらないよ、みたいなことだったんじゃないですかね。会社でも同じじゃないですか。なんだか、注意されても自然と、素直にそれを受け入れられる上司がいる一方で、言われる傍から反発してしまう上司もいましたよね。「自己一致」こそが、カウンセリングの基本姿勢だ、っていわれるの、よくわかりますよね。

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どうですか、ロジャーズ先生、本当にスゴいでしょう。

いつも心に太陽を